まず最初は今年11月に発売された絵本『ふしぎの国のアリス』。
本作はふしぎの国のアリスの最初の挿絵を手掛けた
John Tenniel氏(1820-1914)へのオマージュとして作られたイラスト絵本だそうです。
内容は表紙のように、写真やイラストで作られた複雑なコラージュのイラスト集。
1枚ごとにポスターのような完成度の高さでなおかつ"ふしぎの国"の言葉通り面白くてふしぎな感覚でいっぱいです。そしてやっぱり独特の世界観はアニメーション作家としてのシュヴァンクマイエルさんのあの世界とも共通する物がありました。
時々添えられる文字は簡単なチェコ語で書かれているそうでチェコ語に興味がある方への入門書、なんてのも良いかも?因に私は全然読めません 笑。
箱の中に収められる形の装丁は海外らしいデザインだなぁと思います。